newzealand woodturner part9  ニュージーランドのウッドターナー その9
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jim noor
今年も、jamboreeの季節がやって参りました。昨年は心臓のバイパス手術で大変な一年でしたが
本人の不屈の闘志で体調も順調に回復しつつあり、本日集まったウッドターナーの面々も一安心と言ったところ、
何せジムはニュージーランドのウッドターナー達の発展の為に長年、縁の下から支えてきた人物であり
その事に関してニュージーランドの木工ろくろの職人達はお感射の気持ちで此処に集まってきているので、
ジムの健康がみんなの心配どころである。
ニュージーランドは、酪農関係が発達しているお国柄で有り、歴史の浅い工業製品に関しては修理して使い込む事が習慣としてあり、
修理が出来ない様な場合は、あちらこちらからでも何とか部品を寄せ集め合わせ技で機械を使えるようにしてしまう知恵は大した物である。
尚かつこう言ったことが出来ない場合は、全てにおいて立ち往生してしまい仕事として成立しない為、そこそこ万能の知識を要求される。
ジムのワークショップ、4.5m:*4.5mのガレージをワークショップにそのまま利用しているのであるが
オランダ出身の事だけあってとても整理整頓が行き届いていて、尚かつ長年の経験から必要最小限の備えである。
窓の向こう側には、4m*8mのプールがあり、夏には二階のベランダからちび込むのである。
ワークベンチ、机の上の整理の仕方は教師と言う職業の面影を残しているのかも知れない。
ろくろの正転、逆回転 バキュームプレイトなどはその昔ジムの手作りであり、
プロのウッドターナー達がその知恵を貰ってそれぞれが独自に手作りのろくろを持っているのも好く聞く話である
テーブルを初め家具なども製作するので、クランプやその他小物類もキチンと整理整頓されている。
ジム、お茶がはいったヨーと、上から呼んだらkazuoデバイダー要らないか一杯持っているから1つやるよと言っているのである。
が既に持っているので丁重にお断りした次第である。